俺は銀河の流れ星

これは無職が漁師になるまでの体験記。

これが田舎のレジャー

お休みの日に知り合いの漁師さんから一本の電話。

 

知人「ヒルカイ炊くから手伝いに来て~」

D「ヒルカイを...炊く?よくわからないけどは~い」

 

ちなみにヒルカイとはムラサキイガイのこと。

この辺では(多分)あっちこちに張り付いてるからヒルカイなんて呼ばれてるんじゃないでしょうかね。

見た目はだいたいムール貝を想像してもらえればいいです。

近縁種でしょ。多分。

 

そしてそれを炊くというのはゆで上げて食べれる状態にする下処理のことを言ってるらしい。

というわけで煮ます。

この巨釜で♨

 

どっか中東っぽい国の人が大量のスパイスとか米とかぶち込んでビリヤニ的な料理を作るショート動画とかでしか見たことのない釜が出てきた!!!!

ちょっと遠目だけど釜の大きさと比べてヒルカイのでかさも伝わると思います。

 

まずは手洗いして軽く殻の汚れを取り...

ゆでます。

この時水からゆでないとうまく殻が開きません。

ゆであがりは適当に判断。

鋏をつかってアホみたいに硬い貝柱と髭を切っていきます。

煮汁はバケツに濾して、

このように身を漬け込んで保存します。

 

ちなみにおすすめの食べ方はカレーライスかフライだそうです。

 

ちょうど冷蔵庫にホタテとタコが余ってたのでシーフードカレーにして食べました。

(冷蔵庫の控え食材にホタテやタコといった強豪がいるのが北海道クオリティ)

 

めちゃくちゃ出汁がでて美味しいです。

お試しあれ。

...手に入ることがあれば。

 

それではまた