親方の船が増えました(唐突)
このブログではだいぶぼかして書いてますが私がお世話になっている漁業部は家族経営で(大体がそうだと思うけど)親方のご子息お二人も漁師なのです。
今年からさらに事業拡大するということで息子さん名義で中古の船を購入。
これでこの漁業部には漁船が三隻。
もちろん私が乗り子として乗る船も三隻。
ひぇ~~~~~~~
そして中古ということでエンジンは新品に取り換えるとのこと。
はい、この巨大な鉄の塊。
2.5tあるエンジンを取り換える作業です。
いや~、船舶機械屋さんも大変だなぁ。
あれ?いつもの助手の方は?おひとりで作業するんですか?
機械屋さん「Ⅾ資とやるんだよ^^」
...えぇ、そんな気はしてましたよ。
だって私は研修生、最強安価の労働力。
今までの流れからして間違いなく降ってくると思いましたよ泣
というわけで狭いエンジンルームに体をねじ込みギャグマンガのような真っ黒い顔になりながらボルトやホースの解体作業。
およそ20年分の錆とオイルの癒着はちょっとやそっとじゃ取れません。
私が一本のホースに何十分もかけて苦戦している横で機械屋さんの匠の技が光ります。
ちょっとした工具の扱い方ひとつで全然効率が変わってきます。
鮮やかなお手並み。お見事です。
エンジンを取り出す準備だけで作業日数は二日間。
なんだかんだ言ってめちゃくちゃ勉強になったのでこの作業は参加できてよかった。
漁業の担い手確保に躍起になっている地域ですがこういった漁師を支えてくれているお仕事の皆さんの後継者だって深刻な問題だよなぁと思いました。
後日、建築会社の重機を借りて無事新しいエンジンも入りました。
それではまた