今回の刺し網の狙いはカスベ。
鮭やホッケに比べて傷みにくい魚らしく、実は5日ほど前に網は刺しに行ってました。
そして朝2:00、回収のために出港。
どうやら通常より大漁だったらしく甲板も慌ただしい。
まだ日の出前、寒いなー眠いなーなんて考えてた矢先、脳内に響く「ゴリッ」という不快音と指先への強烈な痛み。
か、噛まれた...!
しかも痛いんかいお前!!
カスベ網にはアンコウも結構かかっていて、そっちは指を入れたらぶっ殺すと言わんばかりに開けた口とどう見ても凶悪な歯が見えているので気を付けてはいたんですが、カスベ、お前の口こんなだろ!
キュッって結んだ口しやがって。
ここにねじ込まなきゃ噛まれないと思うじゃん。
それが噛むときになったらこう。
ニュッって。
そのリーチは聞いてない。
(以下傷口注意)
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ゴム手を貫通、1cmくらいの傷口が指にぐるっと何か所か。
お前も噛むと痛いんかい(二回目)。
この程度の傷で作業を中断できるほど漁師の仕事は甘くないので何事もなかったように過ごしましたが実際は結構いたい。
歯が鋭利過ぎない分傷口が広い感じ。
この日はカスベの後定置網の回収にも行ったので実に2:00~17:00の労働時間というハードな日でした。
魚に噛まれたら痛いという割と当たり前の知識ですが実体験をもって勉強したことでちょっとレベルが上がった気がします。
ちなみに明日から船舶免許取得のための旅に出るのでしばらく仕事はお休み。
ケガのタイミングとしては丁度よかった。
ブログもしばらくお休みになると思いますのでよろしくお願いします~。
それではまた