俺は銀河の流れ星

これは無職が漁師になるまでの体験記。

二月、はよ終われ

タ!ラ!地!獄~!

 

地獄のタラ漁が最盛期を迎えています。

今までの漁は所詮練習に過ぎなかったんや...。

 

1月まではせいぜい1tちょいしかかかってなかったのが2月に入ってからは少なくても3t以上、多いと8tとか。

そして連日。これが一番きつい。

 

タラ漁のスケジュールは深夜1:00ころ出港し12:00ころに帰港、その後選別と出荷作業になります。

二月に入ってからはタラが増えたので出荷作業にも時間がかかり終わるのが16:00、遅ければ17:00前とか。

家に帰ってシャワー浴びて洗濯して夕飯食べて即就寝。

また1:00に出港の繰り返し...。

ここまでくると一日の終わりに家に帰ってるというよりは仕事の合間の休憩時間を家で過ごしてるって感じがします。

 

↑こんな感じの一日が続くわけなので、週間予報見渡す限り凪が続いたときは運命を呪いましたね。

まぁ合間に時化てくれたおかげで死の8連チャンは免れ4日と3日に分かれてくれたわけですが。

 

一月は海も時化まくり、吹雪で一週間くらい家から出ないときもあったのでもの凄い落差です。

一月が給料泥棒だったと思って頑張るしかない。

 

さてそんな地獄の中でテンションが上がった出来事も一つ。

網にかかって上がってきたのは...

こ、これは...

 

𝓚𝓲𝓷𝓰 𝓬𝓻𝓪𝓫...!!!

 

タラバガニだ~~~~~!!!

でっけ~~~~~!!!!!

 

タラバガニってタラがいるところにいるから鱈場蟹って言うらしいですね。

名前の由来を実感できて感動しました。

 

それではまた